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エキゾチック・ジャパーン

雑誌で蛭子さんの批評を読んでからずーっと気になっていた映画『シルク』をレンタルしてきました。

この作品、日本、カナダ、イタリア合作で、役所公司、中谷美紀といった日本の俳優たちも出演して話題になっておりましたが、私は監督フランソワ・ジラールの過去の作品『レッド・ヴァイオリン』がとても好きだったので、余計見たい見たい!と思っていたわけです。

舞台は19世紀のフランスと日本。フランスでシルク貿易をしているエルヴェ(マイケル・ピット)は、愛する妻エレーヌ(キーラ・ナイトレイ)と幸せに暮らしていた。ある日、上司から日本に繭の買い付けに行くように命じられたエルヴェはそこで、取引先の男原十兵衛の妻の神秘的な美しさに心を奪われ、機会があるごとに、日本へ旅立つ。そんな中、妻エルヴェとの暮らしに変化が見え始め・・・。

とにかくフランス自宅の庭の木々、日本の雪景色、といった映像が美しい。特に日本の温泉の場面などは少女役の芦名星の美しさも手伝ってまさに『エキゾチック・ジャパーン』という感じで、日本人に憧れる欧米人男性が激増したのでは?

映像の美しさとはさながらに、ラストで受ける衝撃は予想外で見終わったあともいつまでも心に残る。(これから見る人のためにネタばれしないように、内容は明かしませんが・・・。)
ラストの重み、せつなさのおかげで、ただ美しいだけの映画にとどまらず、心に残る作品となっている。

それにしても、この映画を見て思うのは・・・、男の人ってロマンチストなのねーっていうこと。
一目ぼれの恋に振り回され、命まで賭けている間に、女たちはそれぞれの情念で、強かに生きているのねーって感じ。恋の終わりに、自分が見失っていたものに気がついて、がっくりしても後の祭りってやつで・・・。

ところで、この映画の音楽、坂本龍一なんですが、彼の曲って、名前を見ずとも絶対サカモトの音、ってわかるところがすごいですねー。さすが世界のサカモト。

by slimshady163 | 2008-05-01 06:28 | 映画