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映画の話その2:映画監督、エドワード・バーンズの世界

NYを代表する映画監督ってとても多い。

NYのアッパーイーストのハイソな生活を描くウディ・アレン、NYのギャング映画といえばマーティン・スコセッジ、NYの黒人労働階級の映画といえばスパイク・リー・・・と挙げればきりがないけれど、それじゃあ、NYのごくフツーの中流階級を描く監督はいないんかい?と思っていたところ、思い出しましたよ、エドワード・バーンズ。

彼はNYに住む中流階級のアイルランド人の、ごくフツーのなやみをフツーに描いた映画を数々作っている。『マクマレン兄弟』、キャメロン・ディアスの初期の作品としても知られる『彼女は最高』などなど。俳優としても『活躍していて、『ホリデイ』や『プライベート・ライアン』などに出演していて、最新作は日本映画の『着信アリ』のリメイクらしい。

で、彼の最新監督作『THE GLOOMSMAN』をチェックしました。

ロングアイランドを舞台に、彼女が妊娠してしまったために、結婚を余儀なくされて準備を進める主人公を中心に、大人になれない男たちとそんな男に振り回される女達の悩みを見事に描いてましたねー。特に妊娠中のガールフレンドが主人公にストレスを大爆発させるシーンはほんと、自分が前にケンカでいったセリフと同じじゃん!ってくらいツボに入りました。

ところで、このバーンズ監督、出身地を見たらWOODSIDE,Queensで、以外にもご近所さんでした。ますます親近感わきました。

by slimshady163 | 2007-06-01 20:34 | 映画

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