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虫に振り回された日々、そしてNYに対する不満・・・。

最近、友達の間でカリフォルニアやNJといった郊外に移り住むファミリーが急増しています。主な理由としてはやはりNYは不動産が異常に高く、マンハッタンなどでは1ベッドルームのアパートでも最低6千万円位するので、郊外に行けばかなり優雅な生活できる、というのも去ることながら、やはり子供の学校事情があまり良くない、というのも大きいようです。

アメリカは公立の学校は無料で行かれるのですが、余程高級住宅地にでもすまない限り、学校(特に中高)は色々と問題が多く、子供を通わせるのにいまいち、と思う人も多いようです。実際、学校で働いていた夫から色んな話を聞きますが、生徒が教師に手を上げる、銃やナイフなどを持ち込む、ということは日常茶飯事な上、教師のなかにも人種差別的なコメントを平気で言う人やら、生徒をターゲットにしていじめたりする人もいるようで、(まあ、どこでもいるのかもしれないけど。)そんな話を聞いていると、ほとほと自分の子供をそんな学校に通わせるのはいかがなものか、と考えてしまうのもうなずけます。

かといって私立の学校はものすごーく高い(日本の私立の3倍ぐらいするところばっかり)なので、うちのような一般市民にはとても手が届きません。

そんなこんなで、最近日本に帰りたいなあ、とか、ハワイとかのんびりしたとこでくらしたいなあ・・・と五月病も手伝って、プチホームシックにかかっている私でしたが、その最大の原因とも言えるのが虫。

実は1ヶ月ほど前から、私とアメリを中心に、毎日虫に刺されて、痒くて仕方が無い日々が続いていました。最初は蚊か?と思ったのですが(実際最初のうちはよく蚊を見かけたので。)
どうも毎日続く上、痒さも尋常ではないので、色々ネットで調べたりして、今度はダニか?
と思い、ダニアースだの、バルサンだの、色々やって、洗濯や掃除も毎日きちんとしていたのに、どうも治まらなかったのでなんだろう・・・?と思っていたところ、見つけてしまいました、
BEDBUGを!

BEDBUGのことは噂には聞いていましたが、おもにマットレスに住んでいるイメージがあったので、最近マットレスを買い換えたばかりのうちではありえないじゃん・・・と思っていたのですが、これが勘違いで、BEDBUGは外から服についてやってきて繁殖したり、マンションなどでは隣の部屋や窓、壁の隙間、パイプなどからも行き来が出来るそうです。で、夜中にだけ出てきて吸血して、朝までに巣に帰っていくのでなかなか気がつかないそうです。

しかし・・・このBEDBUG日本語に訳すと南京虫、またはトコジラミというらしく、そんなに汚らしいものが住んでいるなんて・・・とぞっとして、早速害虫駆除を読んだところ、一応少し治まったようですが、またどこから来るか解らずにすこし戦々恐々としています。

日本ではほとんど被害のない南京虫、ネットなどで調べるとNYほか、アメリカ全土やロンドンなどの大都市では大きな問題になっているようで、色々と注意を呼びかける文書を見つけました。部屋をどんなに清潔にしていても、外から来てしまうのでどうしようもないようです。
実際nyでは5つ星ホテルで被害に会った人が訴訟沙汰を起こし、大変だったという例もあるようです。私がネットで見たのではイーストビレッジのとあるCO-OPが注意を呼びかけていたので、どこに住もうと免れないようです。

思うにNYってほんっとに汚い町ですよねえ。エレベーターに乗ればおしっこの匂いがするし、地下鉄の車両には必ずホームレスの人が乗っているし、ねずみもちょろちょろしているし。
ほんっと、何が最近イヤって、この汚さがイヤです。最近は電車に乗って出かけると、家にかえるや否や服を洗濯機に放り込むようになりました。

しかし、この一連の虫被害で、毎日ネットで虫のことを読んでいたため、害虫のことを沢山勉強しました。ダニなどにはヒゼンダニのように、人間の体に寄生するものもいて、ホント気持ちが悪いです。(最初はこれかと思ってかなり引いた・・・。)しかし、こんな吸血鬼のような虫に比べたら、ゴキブリなんて可愛いもんだと思いましたよ。何するわけでもないし。どうしてゴキブリばかりが毛嫌いされるんだろう・・・。南京虫のほうがよっぽどイヤだ!!

しかしながら、アメリカにいながらしてここまで日本文化を満喫できる土地はNY以外になかろうと思うと、思わず引っ越すのをためらってしまったりもします。もう、後は日本に帰るしかないかなあ・・・。

by slimshady163 | 2008-05-19 13:11 | NY生活日記

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